歯の外傷
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マウスガードの活用
マウスガードとは「スポーツによって生ずる歯やその周組織の外相を予防したり、ダメージを軽くしたりする目的で、主に上の歯に装着する軟性樹脂でできた弾力性のある保護具」を意味します。
歯・口のけがや障害を負う事故が起こってしまったら
1.倒れている友達を発見!
1.意識の確認
「どうしたの?大丈夫?大丈夫?」
「聞こえますか?聞こえますか?」
2.呼吸の確認
※鼻の下に顔を近づけて
3.脈の触知
心肺機能停止の場合は人を呼ぶ。救急要請。AED対処。BLS(Basic Life Support)
2.心肺機能・意識も正常の場合
「あっ!歯が落ちてる!」
・出血量は多いか、止まらないか、多数歯か
→救急要請 歯科口腔外科へ搬送依頼
・出血量は少ない、止まっている、1~2本
→歯を拾って
1.「歯の保存液」「牛乳に浸漬」
2.近隣歯科医院に連絡
3.脱落した歯について
歯根が大切です
- 脱落した歯が再植できるかどうかは歯根に付着している歯根膜細胞が生きていることが条件である。
- ・歯根(歯の根元の部分)は触らない
- ・子供が落ち着いていれば、そして脱落した歯が清潔ならば、その場で差し込んでもよい。
4.歯科医院へ急ぐ
抜けた歯も、かけた歯も持っていこう
- ・抜けた場合、保存液に浸してなければ30分以内に歯科医院へ
- ・かけた歯のかけらも大きければ使える
- ・「歯の保存液」の場合はあわてる必要はないが、再植は早いほうがよい